1939年、米国で誕生した少年少女を対象とした「硬式野球」のリーグです。日本では少年野球全体を称してリトルリーグと言われる人がおられますが、リトルリーグは米国連邦政府に登録された商標ですので、毎年、日本のリトルリーグは、米国の国際本部に登録して認可を取得せねばなりません。
毎年、ウィリアムズポート(アメリカ・ペンシルベニア州)で世界から9つの代表リーグが集まって”世界選手権”が行われています。
関西連盟から1999年、枚方リーグが出場し23年ぶりにみごとに優勝しました。
人口3万人のウィリアムズポートに4万2千人のリトルファンがつめかけ、世界一に輝いた枚方リーグをたたえました。
関西連盟ではその他に和歌山リーグは('66)('68)、大阪淀川リーグ('83)が出場しています。和歌山リーグは、1968年には「世界一」になっています。※詳しくは「リトルリーグ関西連盟 創立50周年記念史」をご覧ください。
日本のリーグでは東京北砂('01)('12)('15)、武蔵府中('03)('13)、江戸川南('10)が世界一になっています。
お住いの地域のリトルリーグに入団申し込みしていただければ大丈夫です。リトルリーグは地域社会との繋がりを重んじで運営管理されていますので、特別の理由がない限り、自分が住んでいる地域のリーグにしか入団出来ません。地域にリトルリーグがない場合は、近隣の既存リーグへの入団が可能です。各リーグで一日体験入団を受付けていますので、是非、ご連絡してみてください。
4歳~12歳までの少年少女が入団可能です。ティーボールが4~8歳位、マイナーが 7~11歳、メジャーが9~12歳を中心に活動しています。
女子も入団可能です。1974年米国・国際本部が認め、当時のフォード大統領が法案に署名しています。過去、米国での世界大会に日本代表として出場した鹿島リーグの女子選手が大活躍しました。リトルリーグ出身の女子選手がマドンナジャパンや女子プロ野球で活躍しています。
入団可能です。軟式野球から数多くの選手が入団して活躍しています。硬式ボールは軟式野球(小学生対象の児童用)のボールより直径で約5ミリ、重さは17グラム程度重くなりますが、直ぐに慣れるでしょう。ボールが硬い分、当たれば痛い。しかし、監督やコーチが日頃の練習に目を配り、肩や肘に負担の無い指導で怪我や故障を予防しています。
ルールは殆ど軟式野球と変わりませんが、リトルリーグは選手の発育に見合ったルールに重点をおいて運営管理されていますので、大きな相違点として、6イニング制(学童野球は7イニング)、塁間やグラウンドの広さ、投手の一日の投球数制限、登板した後で再び投手を務めることができるまでの間隔日数規定等が決められています。競技ルールでは離塁(塁を離れる)の制限があります、この点はソフトボールに似ています。
いいえ。プロ野球や高校野球で使っているボールと同じ大きさ、重さです。
肩やひじの故障は重いボールを投げるせいではなく、投げ過ぎによるものが多いといわれています。現に、軽いボールを使う少年(学童)野球でも投げ過ぎで肩やひじを壊す選手もいますし、小学生のソフトボール選手は硬式ボール(145g程度)より更に重い ソフトボール(163g)を使用しますが、そのせいで故障が多いとは聞きません。
小学校3年以下では、ティーボールを使用します。 ティーボールは、軟式ボールよりも柔らかく安全です。
ティーボールでは、ピッチャーが投げたボールではなく、ティー台の上に置いたボールを打ちます。 ボールをとりそこねても、怪我をすることはまずありません!
投球数と休息日数によっては、同じ投手が連続する試合で投手を務めることができます。しかしながら、規定や規則で定められた投球制限数に達した投手は"休息試合"をとらなければなりません。"休息試合"は投手としての出場だけを指します。"休息試合"においては他のポジションで出場することは可能です。
例え、どのような状況であろうと、規定で定められた投球数に達した投手は降板させなければなりません。投手の腕を保護することが、どんな試合より重要です。
この規定はリトルリーグの全ての野球部門に適用されます。
いいえ、含みません。
はい、できます。投手が1日で投球できるイニング数の制限はありません。
制限は投球数についてだけです。